自筆証書遺言の作成方法について

遺言書を遺してみましょう!

エジプトのピラミッド遺言書の種類と作成方法については、法律で定められています。それ以外の方法で作成されたものに、法的効力はありません。まず、遺言書の種類について、ご紹介します。種類は大きく分けて、普通方式と特別方式の2つに大別されます。ただ、特別方式とは稀であり、一般的ではないために、ここでは普通方式についてご紹介します。通常、普通方式を指して遺言書といわれています。

普通方式の遺言状の作成について

 普通方式には、「自筆証書」「公正証書」「秘密証書」とが存在します。そして、3つのうちのどの方式で作成してもかまいません。しかし、「自筆証書」が1番簡単で、お金のかからない方法となります。被相続人となる人が、全文・日付・氏名を自筆で書いて、印を押せば完成です。ただし、全文自筆厳守であり、ワープロで作成したものなどは無効となります。代筆ももちろん無効となります。

日時の明記と印鑑の押印が必要になります

 自筆証書の日付についても、正確に特定できないものは無効です。例えば、「平成〇年〇月吉日」などは無効です。吉日ではなく、きちんと特定できる「〇日」と記入しなければいけません。何年何月何日ときちんと日付を書くようにしましょう。押印に関しては、実印でなくても認印でもかまいません。拇印に関しては法的判断が極めて難しいので、法律の条文通り拇印ではなく、印を押すようにしましょう。

自筆証書の取り扱いも重要です

 封印されている自筆証書の場合には、被相続人の死後発見しても、すぐに開封することができません。開封する前に家庭裁判所へ持参して、「検認手続」を受けなければいけません。そして、検認手続には、1カ月ほどの期間がかかります。この手続きを行なわないで開封した場合、自筆証書が無効になるわけではありません。しかし、開封した人には、5万円以下の過料が課せられるようになりますの注意しましょう。